おかしなの学びと技術の成長記録

砂糖を制する者はお菓子を制する!?

どうも!おかしなです!

今回は、お菓子作りには欠かせない「砂糖」について書いていこうと思います!

砂糖ってどうやって作られているか皆さんご存知ですか?意外と知らないことがいっぱいでした!

おかしな調べてみて「へぇ~そうなんだ!」と思ったのでそれをお伝えしたいと思います!

ではでは、早速見ていきましょう!

もくじ

砂糖の原材料

砂糖ができるまで

大きくわけて2種類!含蜜糖と分蜜糖

砂糖の原材料

砂糖の原材料は主に2種類あり、「サトウキビ」と「てん菜」です!それぞれの特徴を見ていきましょう!👇

サトウキビ

サトウキビはイネ科サトウキビ属の植物で、温暖な気候の元でよく育ちます。日本では、沖縄県や鹿児島県の南西諸島で主に生産されています。サトウキビ一本あたりから採れる砂糖は約120g、スーパーで見かける1kgの砂糖は約8本分のサトウキビから出来ているそうです!へぇ~!サトウキビは収穫後そのままにしておくと変色してしまったり、サトウキビの中の糖分も変化してしてしまうので、収穫後は、すぐに工場に運ばれます。

てん菜

てん菜は、ヒユ科アカザ亜科フダンソウ属の二年生の植物。別名「サトウダイコン」といいます。ちなみに、ダイコンと形はにていますが、ダイコンはアブラナ科なので縁は遠いです。サトウキビとは、反対で寒さに強いです。日本では、北海道で主に栽培されています。「てん菜」から作られる砂糖を「てん菜糖」と言います。

簡単まとめ

●砂糖の原材料は「サトウキビ」と「てん菜」の大きく2種類

「サトウキビ」➡暖かい地域でとれる

「てん菜」  ➡涼しい地域でとれる

砂糖ができるまで

上記で、砂糖の原材料は主に「サトウキビ」と「てん菜」があるよと書きました!

砂糖の作り方も「サトウキビ」と「てん菜」で違うようです!それぞれの作り方を見ていきましょう!

サトウキビ

①原料糖(粗糖)を作る

・収穫したサトウキビから汁を絞り出す

       ↓

・サトウキビから絞り出した汁に石灰乳を加えて、不純物を沈殿させる

       ↓

・綺麗な上澄みをとって、結晶缶の中で煮詰めて結晶を作る

       ↓

・遠心分分離機にかけて、結晶糖を取り出す。原料糖(粗糖)完成!

②原料糖(粗糖)から精製糖を作る

・原料糖の表面の不純物を糖液で洗う

       ↓

・表面を洗った原料糖を温水に溶かす

       ↓

・石灰を加え、炭酸ガスを吹き込んで不純物を一緒に沈殿させる

       ↓

・ろ過して、不純物を取り除く

       ↓

・活性炭などで再度、精製液の中の残りの不純物を吸着させて取り除く

       ↓

・糖液を真空結晶缶の中で濃縮させながら、砂糖の結晶を作っていく

       ↓

・遠心分離機で結晶と糖液にを分ける、

てん菜

・収穫したてん菜を細かく切って温水に入れてショ糖分を取り出す

       ↓

・石灰乳と炭酸ガスを加えて、不純物を沈殿させる

       ↓

・ろ過し、沈殿物を取り除く。イオン交換機能を通して残りの不純物や着色物質を吸着させて取り除く

       ↓

・綺麗になった糖液を真空結晶缶の中で煮詰めて濃縮し、砂糖の結晶を作ります

       ↓

・遠心分離機で、結晶と糖液に分ける。

サトウキビは、原料糖を作ってから精製糖を作るのに対して、てん菜糖は原料糖を作らずにそのまま精製されていることが分かりました!

でも砂糖の種類っていっぱいありますよね?どのようにして種類が分かれていくのでしょうか?次は、砂糖の種類がどうやって分かれていくのか見ていきたいと思います!👇

大きくわけて2種類!含蜜糖と分蜜糖

ざっくり砂糖は、精製工程の回数で種類が分かれていきます!上記で書いたように砂糖の作り方は、原料となる「サトウキビ」と「てん菜」の汁を出し、精製し、砂糖を作ります。

「サトウキビ」と「てん菜」の汁をだし、不純物を取り除かず煮詰めて作る砂糖を含蜜糖

その含蜜糖から遠心分離機などを使い結晶と汁に分けて、結晶のみを取りだした砂糖のことを分蜜糖と言います。

含蜜糖

サトウキビ

・黒糖:サトウキビの絞り汁をそのまま煮詰めて冷やし固めたもの

・赤糖(再製糖):サトウキビから採れた原料糖と糖蜜を合わせて作り上げる

・きび糖:サトウキビから糖分を取り出し、結晶化させた原料糖使われている

てん菜

・てん菜糖:てん菜の糖分を取り出して精製して作る

分蜜糖

サトウキビ・てん菜

・粗糖:上記で書いた原料糖のこと。不純物を沈殿させて、上澄みを煮詰めて作る

・上白糖:別名白砂糖、日本ではもっとも生産が多い

・三温糖:砂糖の汁を3度煮詰めて作ることから名前が付いた。上白糖を作った残りの液を煮詰めると褐色の三温糖が出来る

・グラニュー糖:粒子は小さく癖のない味わい

・粉糖:双目糖やグラニュー糖をさらに細かくしたもの

砂糖は精製工程が多いほど、水分、転化糖、灰分の含有量が少なく、味も淡泊で癖がないです。逆に精製工程が少ないほど、不純物として含まれる灰分、微量の有機物によって味が濃厚複雑になっています。それぞれ料理によって変えてみるといいですね!

簡単まとめ

含蜜糖➡「サトウキビ」と「てん菜」の汁を、不純物を取り除かず煮詰めて作る砂糖

分蜜糖➡遠心分離機などを使い結晶と汁に分けて、結晶のみを取りだした砂糖のこと

精製工程多い➡水分、転化糖、灰分の含有量が少なく、味も淡泊で癖がない

精製工程少ない➡不純物として含まれる灰分、微量の有機物によって味が濃厚複雑

いかがだったでしょうか?身近にある砂糖だけど、意外と知らないことが多くて驚きました(^^)砂糖を制する者はお菓子を制すると言っても過言ではないと思うので、それぞれの特徴を生かして調理出来たらいいなと思いました!

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